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それはプレゼントというにはあまりにも大きすぎ、一般人にとっては迷惑すぎるデカさに思えた。
しかも直接取りに来られる方限定でプレゼントするという。

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今回、「江の電」こと江ノ島電鉄さんが、実際に電車の上に装着されていたパンタグラフを特別にプレゼントしてくれるというので取材してきた。プレゼントといっても、もしこれを突然届けたら、悪質なイタズラとして警察に通報されてもおかしくない大きさだ。

しかし、今回このパンタグラフを取材しないかと誘ってくれた講談社の秋元さんは「心の底から欲しがる人がいるはずだ」と言い張る。彼に誘われて、鎌倉まで実物を見にきたのだ。

romen01 (1)秋元さんは、先週に創刊されたばかりのパートワーク『路面電車の走る街』という、全国の「路面電車だからこそ味わえる」ひと味違う旅を特集したガイドブック(隔週木曜日発売、全12巻予定)を担当している。

札幌から鹿児島まで、全国21路線を紹介するこのパートワークの第1巻のテーマは「江ノ電で行く鎌倉・江の島の旅」ということで、江の電パンタグラフのプレゼント企画を、第1巻で実施しているという。抽選で1名様に当たるとのこと。

他にも路面電車にちなんだプレゼントが沢山用意されているのだが、パンタグラフだけは発送されず、講談社(東京・文京区)に取りに来られる人限定だそうで、かつてない労力と情熱が必要なプレゼントだ。

気温35度を超える猛暑の中、試しに大人4人で運んでみたが相当重い。1人ではとても無理だ。
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江の電の車庫から、講談社に移動するためトラックに乗せる。
荷台に乗せる作業もまた一苦労だ。

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ワゴン車で運べるレベルではなく、トラックが必要だ。
どうみても業者の作業風景だが、趣味でここまでする人がいたらスゴイ。
折りたたんだパンタグラフは2tトラックの荷台にピッタリはまった。ドライバーはトラック運転経験がないという本誌編集の秋元さん(秋元さんが二人いてややこしい)。参考までに2tトラックなら普通免許で運転が可能だ(ただし総重量などの制限はあるので要確認)。

オブジェとして庭や玄関に飾るのもいいが、モノ干しとしても使えるか試してみた。
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結果、高さもちょうど良く、普段の生活の中で使えそうだ。
しかもモノ干し竿として見れば、なんだかデザイナー風でカッコいい。
つっかえ棒などで支えれば高さもある程度は調整可能というフレキシブルさも備えている。

そして用がないときは、このようにコンパクトに畳んでおけるので便利だ。
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※畳んだ状態のサイズは、横幅2950mm、奥行1500mm、高さ420mm。

もちろんベタな利用法として、駅員にコスプレする時の背景としても使える。
その威力は比較してみるとよくわかる。

まず、パンタグラフがない時の駅員風コスプレがこちらだ。
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鉄道マニアなら分かるかもしれないが、一般にはなんの制服か分かりにくいし、モデルの女性もポーズをとりにくそうだ。

一方、パンタグラフがあると、こんな風にばっちり駅員に見える。
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実際には飛行機のキャビンアテンダントの制服なのだが、どうみても駅員にしか見えないのが、パンタグラフの威力だ。

さて、こんなに便利なパンタグラフ、一家に一台いかがだろうか。
ちなみに他のプレゼントもあるそうなので、さすがにパンタグラフはちょっと…という人もひと安心だ。
第1巻「江ノ電」のプレゼントは、パンタグラフのほかに駅名表示板や転轍機標識、つり革などといったレアアイテムだそうだ。

romen02 (1)ちなみに、毎号違う鉄道グッズのプレゼントが用意されているそうで、『路面電車の走る街』第1巻「江ノ電」と同時発売された第2巻「嵐電」では、実際に使用されていた嵐電の「行き先表示板」や圧力計、運転席用サンシェードなどマニアにはたまらない?アイテムも当たるという。

そして、今回の取材と紹介のお礼として、電車情報がやけに多いサイト「chakuwiki」の参加者にも本誌を10冊プレゼントして頂いた。そこでコラボ企画として、サイトで「パンタグラフ」にちなんだ書き込みをしてくれた方にプレゼントしたいので、欲しい方は是非こちらの「chakuwki:パンタグラフ」に書きこんでみてください。



さて『路面電車の走る街』では、路面電車の絶好の撮影ビューポイントを詳しく解説した「ここが『お立ち台』!撮影スポットBEST5」というコーナーがあるので行ってみた。
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講談社の秋元さんと一緒に向かったのは、ベスト5の中で第3位のスポット、鎌倉高校前駅近くの坂で、ドラマで人気のロケ地だという。まずは電車がない状態で撮影してみる。
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誌面では撮影のポイントも書かれており、「晴れると終日逆光気味になるが10時から12時ごろの海が反射でもっとも輝く。午後は青く写りやすい」とある。
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列車が来たところで軽くスナップを撮ってみた。このように、江の電と光る海がキレイに一枚に収まる、確かにいいスポットだ。他のスポットも、誌面でこのように紹介されている。
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江の電は、駅もまた美しい。こちらは森に囲まれた極楽寺駅。ジブリかよ。今回プレゼントされるパンタグラフは、「関東の駅百選」にも選ばれているこの極楽寺駅からすぐの検車区で大事に保管されていた。
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誌面では、「とっておきのオススメ 江ノ電BEST20」と題して、周辺のスポットも案内されているので行ってみた。
こちらは極楽寺駅から歩いてすぐの成就院。アジサイ寺として有名だが、花が咲いていない時期でも、山に分け入るような階段が美しい。
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他にもグルメスポットなどが沢山紹介されているが、最後に紹介したいのは、
今回プレゼントするモノと同型であろうパンタグラフを飾っている、
江の島駅から徒歩3分程度のところにある江ノ電もなかで有名な「扇屋」さんだ。
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一階に「600形電車」の顔、その屋根上にパンタグラフを飾るというダイナミックすぎる演出だ。パンタグラフは他とひと味違うエクステリアになる実例として、非常に参考になる。
いかがだろうか。そろそろパンタグラフが欲しくなってきただろうか。

今回取材した『路面電車の走る街』の詳しい情報は、下の特設サイトにのっている。
Twitterで特製QUOカードのプレゼントキャンペーンをやったり、facebookでも写真コンテストを開催予定だそうだ

『路面電車の走る街』公式サイト
aaaa 1もし今回のパンタグラフを欲しがる人がいないと、講談社に置きっぱなしになってしまい、秋元さんの立場がまずくなるらしいので、ぜひ応募してあげてほしい。
私はいらないけど。あとchakuwikiはこちらから。