借力日記

谷口マサトのブログ

貧乳に飽きたら巨乳にしよう。

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すごい人たちに昨日のイベント「ソーシャルTV カンファレンス 2014」で会った。
一人は「全くエロくないユニクロ」など、おっぱいに執着したコンテンツを作る東京倉庫の瀧祐夏氏だ。瀧氏は真面目なカンファレンスに集まった150名のビジネスマンを前に、真顔で次のように発言した。

瀧氏はここしばらく、「涼子の育乳」シリーズで、貧乳をテーマに作品を発表していた。



カワイそうなのは、貧乳な上に飽きられた涼子さんだ。
当日は滝氏の横に座り、次のようにけなげな発言をされていた。

その後も、滝氏は自分がいかにおっぱいが好きかを真剣に話していた。私は、自分は不器用な人間だとコンプレックスを持っていたが、滝氏を見ていると、相対的にみて、自分は器用なんじゃないかと思えてきた。滝氏こそクリエイターで、私はやはりプロデューサーに過ぎない。

滝氏は、貧乳シリーズをワコールなどとタイアップしたいと話していたが、どう考えても道のりは遠く、不器用だ。私ならとっととエンタメ系の映画やドラマとのタイアップにしてしまうだろう。であれば、滝氏と企業を結びつけるお手伝いをしたいと思い、イベント終了後に話しかけた。

「巨乳とスポンサーを紹介させてください」と言うと、滝氏はとてもストイックな表情で、
「その巨乳は、乳首を出せますか?」と尋ねた。
この質問にはうならされた。

メディアは大きく2つに分かれている。乳首を出せるメディアと、出せないメディアだ。
私が記事をよく書いているlivedoorニュースは、乳首を出せないメディアだ。

ただYouTubeは、実は乳首を出していいのだと滝氏は言う。
「ワイセツじゃなければいいんです」そう滝氏は語った。

「STAY HUNGRY, STAY FOOLISH」私はなぜかスティーブ・ジョブズの言葉を思い出した。

イベントには他にも「雪道コワイ」、「いきなりBAN」を作った眞鍋海里さん、テレ東深夜番組「吉木りさに叱られたい」の合田知弘さんなど、沢山面白い方がいて、なにか出来そうなニオイがした。

ちなみに私は次のようなプレゼンを事例と共に紹介した。
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また、ちょうどイベントの日が自著「広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門」の発売日だったので、PRした。
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私が最近注目しているのは、どこまで長文のコンテンツが読んでもらえるかだ。というのは、記事を3ページに分割した場合、1ページ目から2ページ目は半分くらいの遷移だが、2ページ目を呼んだ人はほぼ3ページ目を読んでいるのだ。

ということは、延々とページを伸ばしても読む可能性があり、そうするとPVと滞在時間は青天井になる。これはアメリカの某メディアでも近いデータが出ている。

もしそうであれば、超巨大なコンテンツが制作可能で、超価格を付けられる可能性がある。たとえばそれは「源氏物語」でも良いし、キャットフードのスポンサーを付けた、「我輩は猫である」を大量の猫の写真と共に作り直しても面白いだろう。つまり、テレビの1〜2時間ドラマを、ウェブに置き換えられる可能性があるのではないか。

とんちんかんな事を言ってないかと不安でもあったが、会場の多くのテレビ関係者に聞くと、幸い好評だったようだ。とりあえず、瀧祐夏氏とアートな巨乳ドラマでもできたら面白いなと思う。そしてこの盛況なイベントを開催していただいた境治さん、ありがとうございました!

ネットのオリジナルコンテンツの作り方を書いた、書籍『広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門』を本日出版しました。

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いやー流行ってますねバイラルメディア。SNSでバズる記事に特化したメディア。嬉しい事に、複数のバイラルメディアから、うちでも書きませんかと誘って頂きます。悲しい事に、複数の同僚からバイラルメディアに転職した方がいいんじゃないかと薦められ、10年も会社にいるのに転職を奨励される私はなんなんだと、複雑な心境です。

バイラルメディアが他メディアの記事をパクっている事が話題ですが、そんな事は他人に言われるまでもなく、自らが一番わかっていることで、「コピペじゃなくて、オリジナルコンテンツを作りたい」口々にそう言われます。志は立派です。

ただ、コンテンツを作るのは時間とコストがかかり、しかもバズるか分からない。どうしたらいいんだと。なので、オリジナルコンテンツの作り方について、アドタイでの連載を元に、大幅に加筆した書籍『広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門』を本日出版しました。※これまでは予約状態で、本屋には本日から並ぶはずです。Amazonの予約状態はまもなく切り替わると思います。

これまで次のような記事を作ってきた経験から、膨大な失敗と成功のケーススタディがあるので、それらを避ける方法をできるだけ書いたつもりです。経験を積み重ねるしかないので、それらを疑似体験できると話が早いと思ったからです。

谷口マサト企画/文章まとめ

また、ネイティブ広告についても加筆しています。今ネイティブ広告には様々な論議がありますが、やっかいなのは、実際にやってみた結果に基づいた話ではなく、思い込みで話しているケースが多いことだと思います。私も試行錯誤ではありますが、データは沢山もっているので、これについては、本日の次のイベントでも話したいと思っています。

ソーシャルTV カンファレンス 2014(満員御礼)

また、様々な反論もあったアドタイの連載が、なぜ書籍化されたのかと思う方もいるかと思います。ただ実際の所、最近のコンテンツマーケティングやネイティブ広告の話題でコラムが言及される事も多く、連載終了後にさらに読まれているそうです。

また本書では、現在大ベストセラーになっている『広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』の著者であり、上司でもあるLINE株式会社 上級執行役員 法人ビジネス担当の田端信太郎さんに、解説を書いてもらいました。

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六本木の青山ブックセンターに行ったら平積みされていました。正直売れ行きが妬ましいのですが、ここは素直に便乗して、「あの田端氏の解説入り!」「この解説を読まないと『広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』を読んだとは言えない!」といったプライドを捨てたアピールをしていきたいと思います。

合わせてよろしくお願いします!
広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。
広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門

仏像を作ったらiPhoneアプリが出来たという不思議な実話。

オカルトと宗教は信じてないのだけど、実に不思議な事が起こった。
仏像を作った結果、アプリが出来たのだ。
アプリ「ご当地バカ百景」
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全ての始まりは、個人的にグラビア仏像「広目天ちゃん」を作った事だった。

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コスチューム制作費・モデル代・撮影費などで30万円かかったが、特に儲かるはずはなく、まるまる赤字になった。

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そんなある日、とあるイベントの打ち上げで、「ボケて」の開発者としても知られるエンジニアの「ゆーすけべー」こと和田裕介さんとお会いする機会があり、仏像作ったら大損こいたという話をしたら爆笑された。

後日、「ボケて」を運営しているオモロキ代表の鎌田武俊さんより連絡を頂き、「ゆーすけべーさんより、谷口という人は頭がおかしいので一度会った方が良いといわれたので、一度話でもしませんか」という事だった。

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会って話をする中でふと、「個人活動でやってるバカ日本地図と、ご当地情報のサイトchakuwikiをアプリ化しようとして、一度サイバーエージェントの役員自らが審査するというアプリコンテストに出した事があるが、あっさり落ちた」という話をした。

すると、それは面白いから是非アプリ化するべきだと言われ、「ボケて」のアプリを開発したブレイブソフトの社長、菅澤英司さんと、プロデュースしたイセオサムさんを紹介してくれるという話になった。※オモロキさんはご紹介頂いたのみでアプリには直接関係していない。

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そうして半年後、上のようなご当地の噂を共有するアプリ「ご当地バカ百景」をリリースする事ができ、順調にダウンロードしてもらっている。アプリは出来たのは優秀な方々と会えたからだが、不思議なのは、恐らくこのアプリはグラビア仏像を作らなかったら存在していなかったという事だ。

アプリ「ご当地バカ百景」
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グラビア仏像を作ったのは衝動であり、特に目的は無かった。どうしてこうなったのだ。
世は平成なのに、仏像の力はすさまじい。セレンディピティというかご縁ができる。
よくわからないが、とりあえず次のグラビア仏像を作ろうと思っている。
マンガ原作者&LINE社チーフプロデューサー。「chakuwiki」主催。著書『バカ日本地図』『広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門』等7冊。

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